先日、日系シニアホームで隔週土曜日にボランティアを一緒にしている方からブリティッシュコロンビア大学の東アジアの文化を研究する学部で日本の古典文学を教えていらっしゃるモストウ教授にプリゼンテーションを見てもらう機会があるので一緒に行かないかとお誘いをうけたので、私も勉強の為にカナダのバンクーバーまで行って来ました。このボランティアというのは百人一首のゲームをすることなのですが、モストウ教授は日本の古美術、特に中世の絵画等にも造詣が深く、中世短歌や伊勢物語についての本も書かれています。驚いたのは江戸時代の百人一首の木札をを見せてもらったことでした。木札には筆で変体カナ、草体で歌が書かれていました。私には読めませんでしたがとても貴重なものを見せて頂いて江戸時代の人が百人一首のゲームをしている様が浮かんできてタイプスリップしたようでした。写真はバンクーバーの駅前の木の彫刻の前。行きと帰りは電車とバスのゆったり日帰り旅行でした。
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